千葉にある日本伝統技術や農業を学ぶフォークスクール

【自然農法】田植え

ゆるりと農業日記

 

5月9日に育苗箱に種を撒き、約3週間毎日水やりをして、育てた米苗たちを、いよいよ田んぼへ植えていきます。

 

 

種まきから20日後の苗の様子です。

 

この子たちを、不耕起の水を張っていない、田んぼ(ほぼ草原?)へ植えていきます。

 

 

田んぼと言えば、トラクターで耕したふかふかの地面に水を張り、沼地になったところへ米苗を植えていくイメージかと思いますが、私たちのやり方では、地面を耕さず、水もヒタヒタには入れません。

地面を耕さないことで、地中の植物や微生物、小動物が作り上げた土壌生態系を崩すことなく、彼らの生命力の源となる、たくさんの自然の栄養素や水分を保つことができます。

必要以上の水や、栄養不足を補うための化成肥料などを与えなくとも、その土地の自然の力で米は育つ

 

・・・はず!

 

私たちもまだまだ手探りで、なるべく環境負担の少ない農法を考えて試行錯誤している段階です。

是非温かい目で経過を見守っていただければ嬉しいです。

 

田植えの方法にも一工夫しました。

種まきの際に、一部屋ずつに分けられた苗たち(前回の農業日記ブログをご覧ください)を地面へしっかりと植え付けるために

初めに地面に穴をあけて、その穴に一つ一つ苗を置いていきます。

 

 

等間隔に穴が空けられるローラーは手作りしました。

株間と条間は、周りの雑草を機械で刈れるように、50㎝ほど空けています。

 

2名のタフネスな方々にお手伝いいただき、1日かけて一反の広さに田植えが完了しました。(ありがとうございました!!)

かなり根気のいる作業ですが、一つ一つの苗に対して、「大きく育てよ~」と愛情がかけられることは、いいことかもしれません。

 

これからの米の成長と私たちの作業内容をアップしていきますので、是非今後の投稿もお楽しみに!

 

 

柴犬のヨーコちゃんもお手伝いに来てくれました^^

カワイイネ( *´艸`)