千葉にある日本伝統技術や農業を学ぶフォークスクール

ラベンダーの摘み取り作業に行きました。

 

KAMO FOLK SCHOOL「手作り石けんコース」で作る石けんの材料の一つに

市原産ラベンダー精油があります。

 

7月21日(日)KAMO FOLK SCHOOL スタッフは、ラベンダー農家さんのもとへ、ラベンダーの摘み取りと蒸留作業の体験に行きました。

 

いつもコースで使用している精油がどのように作られているのか、実体験を通して学んできたことをシェアします!

 

まずは、精油の元となる材料、ラベンダーの摘み取り作業を行いました。

ここで森山さんは、こだわり方法を実践しています。

通常、多くのラベンダー精油製造所では、ラベンダーの花だけでなく茎や葉も機械を使って全部一緒に刈り取って収穫し、精油の材料として使用しますが、森山さんの畑では、ラベンダーの花穂の部分のみをむしり取って収穫します。

軍手をした指で茎を挟んで、花芽の部分だけを丁寧に取る作業を地道に行います。

効率よく進めていくにはなかなかコツのいる作業で、約1時間の作業後、スタッフは500gの花穂を収穫しました。(森山さんは1.5㎏収穫していました (^^;))

 

機械で刈り取る方法に比べて、収穫量は少なく、かなり労力もかかりますが、花芽のみを蒸留することで、濃厚で草味の少ない優しい香りの精油ができるのです。

そこにこだわりと自信を持っているからこそ、どんなに時間や手間がかかっても、それを惜しまないで続ける姿勢に感動しました。

 

花穂を収穫した後は、それらを蒸留して精油を作ります。

蒸留機に摘み取った花芽を入れて、触ってみると、ぽかぽか暖かく、これだけで最高の癒しだな~と感じました (*´▽`*)

周りの色々な道具をセットして蒸留スタートです。

今までの経験や記録を元に最適な温度になるように火加減を細かく調節し、時間をしっかりと管理します。

精油の出方や冷却用水の量など、面倒を見ることが多く、目を離せません。

1時間40分ほどの蒸留で約120mlのラベンダー精油が完成しました!

 

蒸留したての精油は、甘さ控えめのまだ若いような香りがしました。

精油は時間が経つと香りに深みが出てくるようなので、またしばらくしてからの香りの変化が楽しみです。

 

そして、、、

この日にできたラベンダー精油を KAMO FOLK SCHOOL にて限定販売をします!

こだわりの詰まった特別なラベンダーの香りを是非ご自宅でもお楽しみいただけます。

もちろん、「手作り石けんコース」では、この精油を使ったお肌に優しい石けんの作り方を学んでいただけます。

 

手間と時間はかかるけども、だからこそ生み出せる唯一無二の市原ラベンダーの香り

その価値を理解し、共感いただける方の手元に届くと嬉しいです。^^

 

市原産ラベンダー精油【限定10本】KAMO FOLK SCHOOL 会場にて販売中!

各種コースへご参加された際に是非チェックしてくださいね♪

 

 

ラベンダーの香りに包まれ、とっても癒された一日でした。